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Kurasu Journal

Tag: レシピ

HARIO V60 Kurasuのハンドドリップレシピをご紹介!

こんにちは! おうちコーヒー楽しんでいらっしゃいますか? 今回はHead Roaster Kosukeが実際にKurasuのカフェで淹れている、浅煎りのハンドドリップのレシピをご紹介します。 これさえ見れば、ご自宅でも簡単に美味しいコーヒーを淹れることができます! ハンドドリップ初心者の方や、おうちであまり美味しいコーヒーが淹れられないと悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。 【準備の際のPoint!】   ◯ケトルにはお湯を多めに入れる!  そのほうがお湯が出やすく注ぎやすくなります。   ◯ティースプーン  攪拌に使用します。  円錐の底の方までしっかりと攪拌したいのであまり大きくない方がおすすめです。  まさにティースプーンが理想的。   ◯時間が測れるスケールを持っていない…  大丈夫です!キッチンタイマーやケータイのストップウォッチでも代用できます。  時間を計ることができればOK!   動画の中で使用している器具はこちら! ・浅煎りの豆:「エチオピア ハロベリティ」 ・ケトル:「KINTO プアオーバーケトル」 ・ドリッパー:「HARIO V60 ドリッパー」 ・サーバー:「TORCH コーヒーサーバー ピッチ― Pitchii」 ・スケール:「ハリオV60 ドリップスケール ブラック」 ・ペーパーフィルター:「ハリオV60 ペーパーフィルター ホワイト」     動画のとおりお家で再現してみたいという方はぜひチェックしてみてくださいね。   『Let's drip!!』 準備はいいですか?それでは実際に淹れてみましょう! ペーパーをドリッパーにセット       2.熱いお湯でリンスしていきます。...

お勧めのおうちコーヒー By Head Barista Tsubasa

こんにちは! Tsubasaです。 今日は、Home Brewの業界にスティーブ・ジョブズが現れた話。 …そんな話はありませんが(笑)、 そのぐらい革命が起きた話をしたいと思います。 ブログを読み終わる頃には、コーヒーを淹れたくてウズウズしているはず。 今のうちにコーヒー豆のオーダーしておいた方が良いかもしれません。       では、本題に。   皆さんはおうちでコーヒーを淹れる時、どんなことを考えていますか? ・お店で飲んだ味を再現したい。 ・おいしく淹れたい。 ・楽しく淹れたい。 etc…   人それぞれ、いろいろですよね。   ただ共通認識として、 お店で飲むような味が、お家でも飲めたらなぁ... というのはあるように感じています。   斯く言うぼくも、ずっとそんなふうに考えて悩んできました。   ・お家にはお店のような業務用スペックの機械はない。 ・プロのバリスタとコーヒーを淹れるために準備された空間が合わさっても、  緻密にレシピを考え守る必要がある。 ・徹底したエイジング管理の必要もある。   考えても考えても、埋めることのできない差ばかり。 良い案なんてすっかり浮かびません。 私生活から仕事まで、頭の中はコーヒーでいっぱいのTsubasaが考えても、やはりとても難しく感じます。 う〜〜ん。。。。 家でコーヒーを淹れるってこんなにハードルが高いことなんでしょうか?? こんな事を、ぐるぐると考えてました。   するとある日、不意にジョブズの声が聞こえてきたのです。   「常識にとらわれるな」   常識を捨て、お湯や温度計を使うのをやめてみよう。   思いついたら、もう試さずにはいられません。   そんなこんなで突如降ってきたアイディアをベースに検証を重ね、 「お家でしかできない」レシピが完成しました。  ...

台形ドリッパーの魅力に迫る:カリタ HA ドリッパー101/102

ORIGAMI、フラワードリッパー、KONO名門、Hario V60。 こうして最近話題のドリッパーを並べると、一つ穴が多いですね。確かに、一度ある形のドリッパーに慣れると、ついそればかり手に取ってしまいませんか?今日は少し流行や習慣から離れて、三つ穴・台形ドリッパー「カリタHAドリッパー101/102」に注目! <今日のテーマ> 波佐見焼xカリタとは? ドリッパーの特徴 レシピ 波佐見焼  x カリタとは? 透明感を感じるほど薄く、繊細でありながら、日常使いにも安心などっしりとしたつくりの波佐見焼ドリッパー。長崎県・波佐見町の地域ブランド「HASAMI」とカリタのコラボレーション商品です。 波佐見焼は、分業制で製作されます。型作りから釉かけまでそれぞれを専門にする職人たちが、各々の担当工程に集中することで、高品質な陶磁器を安定的に量産しています。地域で働く人々の約4割が陶磁器制作に携わっていることから、まさに波佐見町全体でものづくりに取り組んでいることがわかります。 陶磁器は、焼き上げると約13%ほど縮んでしまいます。これがデザインや型作りを困難にするポイント。通常の波佐見焼製品よりも複雑な形状のカリタ式ドリッパーをデザインするために、3Dモデリングなどの最新テクノロジーを駆使し、ようやく形になりました。多岐に渡る分野のプロが力を合わせ、何度も検証を繰り返した上で完成した、妥協なき波佐見焼ドリッパーです。   ドリッパーの特徴 現代と伝統技術の融合によって完成したMade in Japanドリッパー。実際にコーヒーを抽出する上で、大事な三つの特徴をご紹介します。 ①安定した抽出を実現 ドリッパーの底にある三つの穴が、流量を調整します。これにより、個人の注ぎに影響されず、毎回安定して美味しいコーヒーを淹れることができます。 ②ゆっくり抽出し、しっかりと味わいを引き出す 抽出の後半にかけて、特にゆっくりとした抽出に。三つの小さな穴がお湯の流れを比較的ゆっくりと一定のスピードに保ちます。湯溜まりが起こりやすく、過抽出に注意する必要がありますが、存分に美味しく豊かな成分を引き出すことができます。 ③保温性に優れている 吸熱性と保温性に優れた陶磁器。事前に熱いお湯でドリッパーをリンスすることで、終始高温環境でコーヒーを抽出することができます。高温なほど抽出効率が上がるので、甘くてボディもしっかりと感じられるコーヒーが好きな方にはたまりません。   レシピ それでは実際に淹れていきましょう! まず、フィルターをドリッパーにセットしたら、しっかりとお湯でリンスしましょう。今回は浅煎りコーヒー用のレシピですので、深煎りコーヒーを使用される方は豆の量を増やしてお試しください。 コーヒー:15g (Filter Grind・下記挽き目の写真を参考にしてください) お湯:240g (90℃) 合計抽出時間: 約3:00 ①0:00  /  90g  (15秒で円を描くように注ぐ) 短時間でしっかりとコーヒー豆全体を濡らすため、一般的な蒸らしに比べ、大量のお湯を注ぎます。これにより、コーヒー豆全体から均一に成分を引き出す準備を整えることができます。 ②0:15  5秒間攪拌 ①のステップのサポート的役割のステップ。より均一に成分を引き出せるようになります。また、コーヒーの粉全体をしっかりと動かす事で、抽出後半のお湯の流れをよりゆっくりとしたものにすることができます。 ③0:45  /  ~180g(15秒で円を描くように注ぐ) コーヒー豆から成分をあますことなく引き出します。早いタイミングでたくさんのお湯を注いでも抽出完了までの時間が短くなりすぎないのがKalita 101の良いところ。 ④1:15  /  ~240g...

カスカラってどうやって使えばいいの?

グアテマラから、とっても美味しいカスカラを再入荷! 以前販売していたものに比べて、細かく粉砕されている今回のカスカラ。そのおかげで、より短時間で、更に鮮やかな味わいを楽しむことができます。 今回は皆様に甘酸っぱいカスカラをまたお届けできるのを記念して、改めて「カスカラって何?」と、「カスカラってどうやって使えばいいの?」の2つの疑問にお答えするブログを公開します。第2弾の今回は、カスカラの美味しい飲み方と、Kurasuのカフェで使っているレシピを公開します!   カスカラってどうやって使えばいいの? カスカラの主な楽しみ方は、紅茶のようにお湯で抽出して飲むカスカラティー。Kurasuのカフェでは、効率的な浸漬式で甘さをまろやかかつぎゅっと引き出せる、HARIO Switchドリッパーでカスカラティーを淹れています。 その他にも、濃いめに抽出してシロップにし、ソーダで割ったり、細かく挽いて焼き菓子に使ったりしてもO K。色々な使い道があるカスカラはプラムジュースのような酸味と、ジューシーな果実味が魅力。 普段豆の部分だけを飲んでいるコーヒーの、果実の部分を楽しめる貴重な機会なのはもちろん、こんなに美味しいものが日々大量に捨てられてしまっているのか・・・と残念な気持ちになるほど、カスカラって美味しいんです。   カスカラティーの作り方 美味しいカスカラティーを作るのは、実はとっても簡単。 今回は先ほどおすすめしたHARIO Switchでのレシピと、ご自宅でも気軽に楽しめるサーバーと茶こしを使ったレシピの2通りの淹れ方をご紹介します。   HARIO Switchで淹れるカスカラティー 1) スイッチにフィルターをセットし、フィルターをリンス(湯通し)する。 2)カスカラを9g入れる。 3)スイッチを上げた状態で、お湯を200ml注ぐ。同時にタイマーをスタート。Kurasuでは92℃のお湯を使用しています。  4)1分経ったら、お湯がスイッチの内側をぐるりと撫でるように3回まわして対流を作る。そのままスイッチを下げる。 5)タイマーが1分30秒になったらスイッチを上げてお湯が落ちるのを止めて、出来上がり。   サーバーと茶こしで淹れるカスカラティー 1)サーバーに9gカスカラを入れて、お湯を200ml注ぐ。タイマーON 2)1分経ったら少しかき混ぜて、茶こしをセットしたカップへ注げば完成。   私たちがSwitchをおすすめする理由は、スイッチを下げるタイミングで思い通りに抽出時間をコントロールできることと、フィルターを通すので味わいがとても鮮やかに抽出できるから。茶こしでも十分美味しく淹れられるのですが、どうしても細かいカスカラの粉がメッシュを通り抜けるため、味わいにやや曇りが出る傾向があります。ペーパーフィルターを使えば後片付けも簡単です。  グアテマラの太陽をいっぱい浴びて育ったカスカラが手に入ったら、ぜひおうちでもカスカラティーを楽しんでみてくださいね!ほかにもこんな風に使ってみたよ、などコメントもお待ちしております。Enjoy!

お家でエアロプレスラテを作ろう!

みなさんこんにちは。 Kurasuの彩夏です。 日本に限らず、まだまだ外出が難しい世の中・・・ みなさん、美味しいコーヒー飲んでますか? コーヒー業界で働く身としては、お客様や友人と話している時に 「お家で美味しく淹れられないんだよね〜。」 という一言が少し気になる今日この頃。 コロナ渦になって、以前に比べると「お家コーヒー」満喫されている方は多いと思います。その中でこのブログにたどり着いた皆様がもし何かお悩みでしたら、少しでも解決のヒントになれば嬉しいです。 今回は、お家で美味しくカフェラテを飲みたい方に是非読んでいただきたい内容となっております。 目次  エアロプレスってなに? キーアイテムはプリズモフィルター! オススメのアイスラテレシピ エアロプレスってなに? まず最初に、「エアロプレス」ってご存知ですか? 元々アウトドア用に作られたコーヒー器具で、空気圧を利用し抽出する器具です。 エアロプレスを使った世界大会が実施されるなど、コーヒー業界で注目度も高いので要チェックです! 今回使用する器具に関しての詳しい紹介は別のブログでしているので、ご覧ください。   キーアイテムはプリズモフィルター!   このエアロプレスに、今回はプリズモフィルターという圧力作動型のアタッチメントを使用してカフェラテの作り方を紹介したいと思います。 このフィルターは、通常のエアロプレスのキャップとフィルターの代わりに使用するのですが、簡単に装着する事ができます。 抽出口は一見穴が空いてないように見えますが、実は細〜く十字の線が入っているんです。 この穴は、空気の圧力がかかった時に始めて開く構造になっているので、押さない限りはコーヒーを積止めし、浸漬式の状態になります。 中にセットするフィルターは紙ではなく、付属の金属フィルターを使用することでコーヒーの油分も一緒に抽出することができます。 浸漬式+金属フィルター この二つが濃いカフェラテ用のコーヒーを抽出するのに大切なポイントです。 オススメのアイスラテレシピ では実際に淹れてみましょう。 まず用意するものは ・コーヒー豆20g(極細挽き 家庭用グラインダーで一番細かい挽き目) ・お湯(91度) ・エアロプレス本体 ・プリズモフィルター ・ケトル (今回はKINTOプアオーバーケトルを使用) ・サーバー (今回はPitchii サーバーを使用) ・ミルク140g(オーツやソイなどお好きなもので) 作り方 プリズモフィルター装着済みのエアロプレスをサーバーの上にセットし、豆を投入   タイマーをスタートさせ、お湯を60g注ぎ入れる 〜30秒まで、しっかり攪拌する(付属のパドルまたはスプーンなどでもOK) 〜1分30秒まで待つ。そしてプレス!! コーヒーの抽出はこれで完了です。 あとはお好きなグラスに氷とミルクを準備し、上からコーヒーをかけます。 あっという間に美味しいアイスカフェラテの完成です。 このレシピで抽出したコーヒーは、バニラアイスにかけてお家でアフォガードが実現したり。...

AERO PRESS 通常の向きで抽出する際のKurasuおすすめレシピ

みなさんこんにちは。 Kurasuの彩夏です。 今日は、久しぶりにコーヒー器具についてお話ししたいと思います。 早速ですがみなさま、「エアロプレス」ってご存知でしょうか? 持ってるけどあまり活用できてないな〜とか、気になってるけど難しいんだよね?と思っている方にお届けできれば嬉しいです。 エアロプレスは2005年にAEROBIEの社長であるアラン・アドラー(フリスビーを開発した人)によって発明されたものです。アウトドアメーカーですね。 このエアロプレスもアウトドア用に作られたそうですが、コーヒーカンパニーが始めた大会などの影響もあり、多くのコーヒーラバーたちを虜にするコーヒー器具の1つとなりました。 もっとエアロプレスの基本について詳しく知りたい方は、過去にUPしているKurasuのエアロプレス抽出レシピ&基礎知識をぜひご覧ください。 上記の記事では、インバートというエアロプレスを通常の逆向きで抽出する際のレシピを紹介しています。 今回は、通常の向きで抽出する際のKurasuおすすめレシピを紹介したいと思います。 個人的な思い出なんですが、初めてエアロプレスを買った時、色々レシピを検索したんです。 すると出てくるのはインバート(逆向き抽出)のレシピが多く、え?逆向きにして淹れるの?怖い怖い!とハードルが高く感じなかなかやり始められなかった記憶が蘇ってきます。 なので今回は通常の向きでも、美味しいコーヒーを抽出していただけるレシピをご紹介したいと思います。 <エアロプレスレシピ> コーヒー豆:13g、中挽き(Wilfa aromaでFilterメモリからプラス2)  お湯:200g、88℃ エアロプレスの向き:通常の向き 0:00 50g  (10秒くらいかけて注ぐ) 0:40 150g (10秒〜15秒間かけて注ぐ) 1:45 プレス!(20秒〜30秒かけて押す) 抽出のトータルタイム:2分弱 今回使用するコーヒー豆(13g 中挽き)はこんな感じ。 フィルターは湯通ししておきます。 スケールの上にマグカップ、またはサーバー(押しても割れないしっかりとした作りのものを使用していただくのをオススメします)の上にエアロプレスをセットします。 付属のファンネルを使用し、コーヒー粉をチャンバーにセットします。 このファンネル、一度使うと便利さに気づきいろんなコーヒーのシーンで私は活用しています。 タイマーをスタートさせ、10秒かけて50gお湯を注ぎ終えたらすばやくパドルで優しく5回ほど混ぜます。 混ぜ終えたら、プランジャーを素早くセットし蓋をします。 この時少し斜めに力を入れながらセットすると装着しやすいです。 40秒たったらプランジャーを一度外し、150gのお湯を10〜15秒間かけて注ぎます。1投目の時よりも思い切り勢いよく注がないと時間がオーバーしてしまうのでお気をつけください。   この際も注ぎ終わり次第、素早くプランジャーをセットします。   1分45秒たったら、スケールから下ろし20〜30秒かけてゆっくり真下にプレスしていきます。 最後まで落としきらず、小さくプシューと音が聞こえるか聞こえないかの瀬戸際で押すのをやめてください。最後まで押し切らないことで、雑味の少ない美味しいコーヒーを抽出できます。 少しコツがいるレシピですが、ぜひ何度かチャレンジしてマスターしてみてください。 豆を使う量がそんなに多くないのでドリップと同じ感覚で楽しんでいただけるかと思います。 せっかく器具をゲットしたのなら、思う存分使いこなして欲しい、楽しんで欲しい。 そんな風に日々感じています。(棚にしまいっぱなしになってるそこのあなた〜!!笑) アイスコーヒー、ラテ、いろんな人のレシピを試したり、自分で考えたレシピを使ってみたり。 エアロプレスの可能性は無限大です。   みなさんのオススメレシピ、ぜひ教えてください。...

2杯どりレシピはどう調整する?検証してみました!

普段、カスタマーサポートにご質問いただくお内容の中でも、特に多いのが、2〜3杯どりのドリップ方法です。 今回は、2杯どりの際の調整のポイントを記事にてお伝え致します。 私たち、バリスタはコーヒーを淹れるプロとしてお店に立っていますが、何も、魔法の手を持っているわけではありません。 私たちも、熱心なホームブリュワーの方々と同様に、まずは自分たちが知っている方法で淹れてみて、その結果を踏まえて、調整していきます。 今回、2杯どりの方法をご紹介する上で、改めて、検証を行いました。 検証を行う上で、私たちは、1杯どりのレシピを飲みたい量に合わせて、シンプルに倍の量にすればいいのでは?という仮説を立てました。   結論から言うと、2杯どりの場合、「粉とお湯の量」、「一度に注ぐお湯の量(1〜4投目)」は全て2倍で良かったのですが、挽き目は2メモリ粗くする必要がありました。   さらに、一手間として、蒸らしの際の攪拌をいつもよりもしっかりめに行っていただくことで、より甘みを感じていただきやすくなります。   一杯どりと同じ挽き目で二杯どりをした場合の問題点は、全体の抽出時間が30秒ほど延びることです。   一般的に、ハンドドリップでは時間を掛ければ掛るほど、過抽出傾向の味わいに変化します。   軽さや酸味が軽減し、その代わり、厚みや甘みが増します。   この延びた分を短縮するために、挽き目を2メモリ粗くします。   1メモリずつ粗くすることで、時間が5〜10秒ほど短縮し、2メモリ粗くしたところで、おおよそ1杯どりと同じ時間で落ちるようになりました。   ただ、時間が早くなったことで、あっさりしすぎると言う新たな問題も発生しました。   もちろん、この段階で十分美味しいのですが、もう少し甘みが欲しいと言う方は、いつもよりしっかりめの攪拌をしていただくことで、解決できるかと思います。   よりしっかりと蒸らしを行うことで、複雑な果実味や甘みがグッと花開きます。   以下、最終のレシピです。   ドリッパー:ハリオV60(02) ケトル:Fellowケトル コーヒー豆:Ethiopia Kelloo #6 レシピ: 粉:湯=26:400g 00:00〜12 80g(合計80g) 00:40〜52 120(合計200g) 01:10〜22 100(合計300g) 01:40〜52 100g(合計400g) 02:40〜50 落ち切り   最後に、二杯どりでは、お湯を注ぐ勢いもかなり重要です。   せっかく、挽き目を粗くしても、注ぐお湯の勢いが弱いと、最終的な時間は延びてしまいます。   丁寧に時間を掛けて抽出するのが、ハンドドリップの醍醐味ですが、二杯どりの際は、ぜひ、別人格になってもらって、アグレッシブに注いでみて下さい。   Enjoy brewing!...

ミルクブリュー作ってみました

噂のミルクブリュー こんにちは、KurasuのHitomiです。  めっきり梅雨入りですがお天気の日はもう夏を思い出させる様な暑さと日差しですね。 今年は暑そうな予感。。 そんなお天気のいい日に仕事がある時は、休み時間に近くの公園でレジャーシートをひいてお弁当を食べてからお昼寝をするという贅沢コースをしています。 風、土、新緑の香りに凄く癒されます。幸せ〜。 カフェでも、アイスドリンクがよく出るようになりました。 夏になると人気なメニュー、水出し! ですが、最近『ミルクブリュー』という言葉を耳にします。はて?ミルクブリューとは? 今回は、噂のミルクブリューを試作してKurasuの皆で飲んでみました! ミルクブリューとは? 夏になるとコーヒーショップでよく見かける『水出し』または『コールドブリュー』。 お湯でコーヒーを抽出する方法ではなく、水でゆっくりコーヒーを抽出したもの。 主流の方法は、水に一晩コーヒー豆を浸けて作る方法です。 その水をミルクに変えて抽出したものが『ミルクブリュー』です。 アイスオレやアイスラテとはまた違う、ミルクブリューはどちらでもない新しい飲み物です! 作ってみた 色々な方法がある中で以下の3通りを試してみました。   ①  直接コーヒー豆をミルクに浸けて抽出 ②  Kurasuの水出しに使ってるパックを使って抽出した後、ペーパーフィルターで濾す ③  市販のお茶だしパックを使って抽出した後、ペーパーフィルターで濾す   ① この3通りの中で一番コーヒーの味がしっかりしました。 挽き目もあまり細かくせずとも中挽き〜中粗挽きでもしっかり味が出る印象。 一晩浸けなくても、仕込んだ数時間後には飲めそうなのでこの中では一番早く作れそう。 ただ、中深煎りの豆で試したものは後味のコーヒー感が強くミルクと上手く合わさってなかったかな、と。 浅煎りのものは美味しく出ていたので、浅煎りとか優しいものだと良さそうです。 ② Kurasuのパック(フィルター)は市販のお茶だしパックに比べて少し厚めで、水出しに使う時には微粉が全然出ずクリアな味わいになって凄く良いのですが、挽き目や豆、レシピにもよりますが、ミルクブリューだと抽出されずらかったです。 かなり細かめに挽けばある程度は味が出そうですが、味わいも雑味が出そうだったのと粉の量も増えそうだったのであまり現実的なレシピにならなさそうだったので断念。 試した際の味は、ほとんどミルクでほんのりコーヒー味という感じでした。 ③ どこにでも売っている、市販のお茶だしパックを使いました。 これが一番良いバランスで味が抽出されました!!! コーヒーとミルクのバランスが凄く良く、甘くてまろやかでした。 微粉は出ますが、ペーパーフィルターで濾してあげるとテクスチャーも良くなります。 味わいは?? 作ったものをKurasuのスタッフ皆で飲んでみました♪ カフェオレとカフェラテと比べてみて、ミルクブリューの一番の特徴はテクスチャーでした! とろっとしてます。そして、お砂糖入れてないのに凄く甘いです。ミルクの甘味がしっかり。 まさしくロイヤルミルクティーならぬロイヤルコーヒーです。リッチ。 浅煎りと中深煎りのお豆でスタッフの中でも好みは別れましたが、浅煎りは本当にロイヤルミルクティーみたいな甘くて上品な雰囲気で美味しかったです。 コーヒー感もしっかり欲しいって方は中深煎りが好きっていう人が多かったです! コーヒーリキュールの味わいに似てるって感想もちらほらありました。 カフェオレや、カフェラテとは全然違う感じで面白かったです。...

ドリップバッグの美味しい淹れ方

KurasuのDrip bagの美味しい淹れ方   こんにちは、KurasuのHitomiです。 日差しの気持ちの良い日が多くなってきましたね。 キャンプとかBBQしたいーーお外コーヒーしたいーーー! 今は我慢、我慢、、ですが、 様々な場面で気軽にコーヒーが飲めて、最近私も手土産やギフトにしているドリップバッグ。 皆さんもギフトでもらうことありませんか? でも、コーヒー器具がない!!!   そんなときってありますよね。 一般家庭でコーヒー器具を持ってる人ってどれくらいいるんでしょう?   時々実家や友達の家にコーヒーやドリップバッグを持って行く事があるけど、ない。 ないんです。ケトル、秤、温度計が。 出張先、旅行先のホテルや、キャンプ、BBQ。ないんです。 だがしかし!そんな時でも美味しいコーヒーが飲みたい!! それがコーヒーラバーの性。 そんな時に役立つ、器具なしでも美味しく出来るドリップバッグの淹れ方探してみました。 用意するもの 必要なものは ・お湯が沸かせるケトルかやかん ・コップ(飲み口が広すぎない物が傾かないのでオススメです☺︎) ・スプーン ・携帯 なければアナログの時計 (秒針が見えるもの) です!   Let’s try! まずは、HOTのレシピから。浅煎り・深煎りの豆でも共通です。 使用したドリップバッグ達はこちら。  コツは、作る時にゆっくり注ぐのを意識すると美味しくできます♪    ドリップバッグをコップにセット *ポイントは2の所をグッと押して上から見てV字にしてあげること!    2.  コーヒーを平らにする  携帯でストップウォッチをセットしてお湯をかける前にスタートボタンを押す   蒸らし: ケトルで沸騰したお湯をコーヒー全体にかかるようにドリップバッグの1/3まで注ぐ *湿った位でOK!  2投目:0’30 30秒経ったら、お湯を上から5mm程度のところまで注ぐ *ドリップバッグのV字の反対側から溢れそうになるのでそこに気をつけて。  3投目:1’00 1分経ったら5と同じ様に再度注ぐ...

自宅で作るラテ -ミルクスチーマーの紹介-

みなさんこんにちは。 Kurasuのあやかです。   今回は私が皆さんにぜひ!知ってほしい、紹介したい。   エスプレッソマシンを買うか悩んでる方、今使ってるマシンのミルクがぼこぼこでいまいち楽しめていない方にお届けできれば幸いです。   今日紹介するのは家庭用のミルクスチーマー WPM Milk Steamer ミルクスチーマーMS-130T という製品です。   実際にKurasu Ebisugawa店でも毎日店頭で使用していて、きめ細やかなミルクが作れるので非常にオススメです。   動画で実際に使用しているところを確認していただけるので、まずどんな機械なの?サイズ感は?という方は最初に動画を確認していただくのが良いかと思います◎   ここからは詳しい使い方と一緒におすすめポイントを説明していきたいと思います。 動画はさらっと、ブログではしっかりと!   まず気になる電源に関してですが、単相100Vなので、家庭用の電源でも問題なく作動します。 使いたい場所でコンセントに差すだけでOKです。   次にお水を入れて準備しておくのですが、この際に使用していただくお水は浄水を使っていただくのがおすすめです。     電源、水の準備はOK。     コントロールパネルに搭載されているボタンは ①温度調整ボタン 1度単位で設定できます。(40~90度の間で設定できます。) ②空ぶかしボタン ノズル内部に残ったミルクなどの残りを出し切るために蒸気のみ放出させるとても大切な機能です。ミルクスチーム後は必ずこの作業を行うようにすることでより衛生面に配慮したミルクが作れます。 (これも自動でとまってくれます。6秒) ③スチームボタン 実際にミルクをスチームする時に使用するボタン 設定温度に達すると自動でストップします。(安心ポイント!)   ④メモリーボタン P1が61度、P2が80度で事前に設定されておりそれを使用することも可能です。 (いまのところお店ではこの機能を使用していません、、、)     それでは早速ミルクをスチームしていきたいと思いま~す!!と思いましたがその前に。   カフェラテを作りたい方は先に濃く抽出したコーヒーを準備しておき、最終的にミルクを注ぐマグカップにコーヒーを入れた状態にしておきましょう!   *動画ではエアロプレスを使用し濃度の高いコーヒーを抽出しています。...

Hario ハリオ 浸漬式ドリッパースイッチの3通りの淹れ方に迫る…!

第二回目スイッチドリッパー検証!    こんにちは、KurasuのHitomiです。    今回は話題のハリオ 浸漬式ドリッパースイッチの検証。 前回のOrigamiブログ読んで頂きましたでしょうか? Hario 浸漬式ドリッパースイッチってなに? そもそも、浸漬式ドリッパースイッチってなに?って方に説明すると、 2019年の3月にHarioから発売された浸漬式ドリッパー。 なんと!まだ発売されてから2年しか経ってないにも関わらず、既に人気で知名度も高いドリッパーです。 発売当初から注目度があったのですが、2007年のワールドバリスタチャンピオンJames Hoffmannが昨年の2020年11月に自身のYouTubeチャンネルでHario Switchの動画をあげた事で再度注目、人気が上がりました。 前回のORIGAMI ドリッパーに続き、いかにチャンピオンの影響が大きいかも感じられますね。 私もコロナが落ち着いたらコーヒーの大会に出たい…! 本題に戻る前に、ざっくり抽出方法について説明したいと思います。 コーヒーには大きく分けると2通りの抽出方法があります。 透過式と浸漬式です。 ハンドドリップやネルドリップみたいにコーヒーの粉にお湯を注ぎ、お湯を透過させて成分を引き出す方法を透過式。 フレンチプレスや水出しみたいにコーヒーを、一定の時間お湯に浸して成分を引き出す方法を浸漬式。 厳密にいうと他にも色々ありますが今回は割愛。 Switchドリッパーは後者ですね。     では次にドリッパーの仕組みを見ていきましょう。 ドリッパー部分はガラスでお湯が最大300ml入るドリッパーサイズ02の大きさです。 でも300ml注ぐとかなりいっぱいいっぱいなので240mlくらいまでをお勧めします。 ドリッパーにはサイズがあってHarioさんなら、01・02・03と大きくなってます。 ちなみにフィルターにもサイズがあるのでサイズに合うものを選びましょう。 下部分はゴムになっていて取り外しができ、別で売っているHarioのガラスドリッパーの03サイズをはめる事も可能です。一回でいっぱい作りたい方は03で! コーヒーが落ちてくる部分にステンレスの小さいボールがあり、それをクリップで開けたり締めたりしてお湯を溜めたり落としたり出来るようになってます。 なんともシンプルな構造。そしてなんと、抽出もシンプルに出来ちゃいます。 Harioの公式レシピが 中細挽きに挽いたコーヒー20gに240mlのお湯を一気に注いで2分経ったら一気に落とす!というもの。 誰でも同じ条件で均一な味が出せるので、コーヒー初心者の方でも簡単にコーヒーを淹れられる事が出来るんです♪    ただ、これだけではなくこのSwitchの良いところは、様々な淹れ方が出来るということなんです! ということで、、 今回は 公式レシピと一緒の、一投淹れ 普通のドリッパーとして淹れた、透過式ドリッパーとして 蒸らしだけお湯を溜めてその後は普通のドリッパーとしていれた、ハイブリッド式  の3つを比べてみました!   3つとも同じ条件で淹れてみるとどうなるのか? まずは、シンプルに挽き目、コーヒーとお湯の量は全く同じで比べてみました。 今回使った豆は、浅煎りColombia Luis...

Origami Dripper: V60 or Wave フィルター?

コーヒー検証のコンテンツ始まります   こんにちは、KurasuのHitomiです。    冬も後半戦、2月に入りましたね。 不安定な情勢も続きますが、自宅で過ごす時間も増え、お家でコーヒーを淹れる方が多くなったのではないのかな? と我々も日々感じ嬉しく思っています。 こんな時だからこそホッと一息つける時間を大切にしたいですね。   そんな中ずっと様々な質問を国内外問わず頂いてきたのですが、その質問にお答えしていく中で、理論上ではそうだがはたして実際そうなのか? と、私たちもはっきりとしたものや、ちゃんとした答えを知り、ちゃんとお応えしたい!という気持ちが高まっていき、いざ検証しようではないか! という訳で今回より検証系コンテンツを立ち上げました!(パチパチ)   記念すべき第一回目は、不動のベストセラーORIGAMI Dripperのフィルター違いで抽出の差を比べてみました。     Origami Dripperはどのフィルターを使えばいいの?   Origami Dripperはここ数年日本国内のみならず 世界中のコーヒーラバーがこぞって使用しているコーヒードリッパーです。 多彩な色合いやデザイン、美濃焼きのMade in Japanの高いクオリティだけではなくWorld Brewers Cup チャンピオンの中国人バリスタ、Jia Ning Duさんが2018年の優勝プレゼンテーションで使用したことでも一躍注目を浴びました。   Origami Dripperは、Hario V60の円錐フィルターとKalita Waveのフィルター両方使えることが特徴の一つですが一体どちらがいいのだろうと迷われる方もいるかもしれません。 今回は、Hario V60 01フィルターとKalita Wave155フィルターを使ってその疑問を解決、検証しようとしました。   実験前の我々の見解では、V60フィルターの方が落ちるのが早い為、酸味やフルーティーさが出てWaveだと落ちる時間がゆっくりなのでボディが出やすいのではないか?と話していたのですが 結果はいかに…?!   今回は10回抽出して各平均値を出しました。 ・抽出時間 ・濃度(TDS) ・味の違い ※補足程度に正味量の差も  ...