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Kurasu Journal

Tag: マグカップ・プレート

新しい季節を柔らかく彩る、春色コーヒーグッズ5選

とっても寒かったこの冬(KurasuのInstagramで雪の京都、ご覧になりましたか?)、待ち遠しかった春ももうすぐ。   風に柔らかさを感じる日があったり、お花屋さんからは春の花が香り、木々の蕾もお日様に照らされて少しずつ成長しているようです。   そんな春の気分にぴったりな、暮らしに柔らかな彩りをそえてくれる春色コーヒーグッズをご紹介します!   ORIGAMI ドリッパー エアー   大人気のORIGAMIシリーズに、樹脂製ドリッパーが登場。より軽く、丈夫に ORIGAMI史上、最も軽くてタフなドリッパー。陶磁器製に比べて約50%の軽量仕様で、耐衝撃性にも優れシーンを選ばずに使用することができます。 機能的で可愛らしいリブ形状をそのままに、お湯の温度を奪われにくいAS樹脂により安定したドリップを実現します。   ORIGAMIドリッパーとは? 2019年にWorld Brewers Cup (ワールドブリューワーズカップ)でチャンピオンが使用したことでも一気に注目を集めた、新世代の大人気ドリッパー。 開発チームが数々のバリスタの声と真剣に向き合いながら、最適な蒸らし時間・抽出時間を綿密に計算し、設計しました。20個のリブが空気の通り道を十分に確保し、空気の抜けがよくスムーズな抽出を行えるため、淹れ方次第で自由自在に抽出をコントロールできます。 ≫商品を見る     TORCH マウンテンドリッパー 世界中で数多くの愛用者を持ち、国際的なプロコンクール等でも輝かしい活躍を見せるマウンテンドリッパー シンプル・有能なのにちょっとかわいい、毎日の暮らしが嬉しくなるラインナップで愛されているTORCH。 マウンテンドリッパーは、TORCHのアイコンであるドーナツドリッパーに比べややスリムですっきりとしたフォルムが特徴の、浅煎りの抽出に適したドリッパーです。 抽出口に向かって層のように段差がもうけられたユニークな形状が、お湯の流れを誘導し、コーヒーの香りを最大限に引き出します。中心に大きな穴を開けておくことで、安定したスムーズな抽出を実現。雑味が抑えられ、フレッシュな香りを楽しめます。 美濃焼きの技術を用い丁寧に焼き上げられたドリッパーを支えるのは、ホワイトアッシュの木製ベース。すべすべとした陶器のドリッパーと柔らかな色合いのウッドベースの組み合わせは、見た目にも柔らかく、しっくり手になじむ仕上がりです。 ≫商品を見る フラワードリッパー その名の通り、花びらのようなリブがきらきらと美しいドリッパー。全国大会チャンピオンも愛用 2019年JHDCとJBrCで優勝した畠山さんが使用していたと話題のドリッパー。 ドリッパー内部の表面をくり抜くという革新的なアイデアで、ペーパーとドリッパーの間に十分な空気層を作り、維持することを可能にしました。 このフラワーリブによって、コーヒー粉は十分に膨らむことができ、コーヒー粉の深い濾過層が形成されます。 十分に膨らんだコーヒー粉を深い濾過層で抽出し、多くの旨味成分を引き出します。 ≫商品を見る     ORIGAMI ドリッパー マットカラー   絶妙なくすみカラーが可愛い!ORIGAMIドリッパー陶器シリーズに新登場した話題のカラーバリエーション ユニークなデザインとポップな色合いで人気のORIGAMIドリッパーに、新たにがらりと印象の違うくすみカラーが登場。 淡い色合いは明るいインテリアやキッチンにぴったり。毎朝のコーヒー時間を優しくしてくれます。 Sサイズのドリッパー では1-2杯のコーヒーを、Mサイズのドリッパーは1-4杯まで抽出していただけます。お好きな色の「折り紙」を選んだら、さっそくあなただけの一杯を作ってみてください! ≫商品を見る...

焼き物と素材とコーヒーの話

こんにちは!KurasuのShokoです。 Kurasuでは、コーヒー豆の他にもコーヒー雑貨を多く取り揃えています。 今回は最近仲間入りしたSAIマグを通して、焼き物のリサイクルのお話をさせてください。   <目次> 美濃焼のお話 焼き物の厳しい現状 いらなくなった陶片が、世界でたった一つのマグカップに   美濃焼のお話 みなさま「美濃焼」って聞いたことはありますか?耳にしたことがある方も多いと思います。 今回紹介するSAIマグも、美濃地方で作られている「美濃焼」になります。 美濃地方は、日本一の焼き物の産地です。古くから良質な陶土や燃料がよく取れたため産業として盛んになり、現在では国内の陶磁器のシェア約5割を占めていると言われています。 (ORIGAMIドリッパーも美濃地方で作られていますよ)   焼き物の魅力といえば、釉薬の上品な表現や温かみですよね。お店で美しい陶磁器のお皿やマグカップなどを見かけると、つい手に取ってしまいませんか?暮らしの中で使うものだからこそ、何気ない日常に幸福を添えてくれるような、上質な焼き物に惹かれる人が多いのではないでしょうか。   焼き物の厳しい現状 実はそんな焼き物の原料でもある良質な陶土が、近年では枯渇してきているのが現状です。 また、焼き物にはもうひとつの大きな問題点が。それは廃棄物の多さです。 焼き物は1200℃以上の高温で焼成しているため、制作過程で発生する不良品のほとんどは埋め立てる以外に処理方法がなく、破棄されたものは1000年経っても土には戻りません。 さらに、廃棄されたものには陶器や磁器も混ざっており、安定した材質ではないため、一度焼成した焼き物を再利用することは製造上とても困難です。 実際に埋め立て地に行ってみると、こんなにも大量な商品が廃棄されているのか、、と驚かされます。 大量生産、大量消費の時代を背景に多くのものが作られ、捨てられている姿。 考えさせられます。 いらなくなった陶片が、世界でたった一つのマグカップに この大きな問題を解決しようと、活動している企業が近年多くなってきています。廃棄となってしまった焼き物を、再度原料として利用できないか模索する試みです。 このSAIマグを製造している株式会社チップスもその活動をもとに、原料の20%は自社の製造過程で発生した陶片を混ぜ込んだものを使用しています。そう、会社名の「チップス」は、「陶片」に由来しています。   こちらが、再生土が作られるまでの流れです。   実際にSAIマグを手にとってみてみると、底部分は淡い茶色でざらっとした質感。上質な陶片が、無駄なく再利用されていることを認識させてくれます。陶片と土を混ぜているので、ところどころ表面にざらつきや小さな穴などありますが、使用に問題はありません。 環境に配慮した焼き物ならではの温かみが感じられ、一つ一つがユニークな世界に一つだけのマグカップです。   いかがでしたか?コーヒーとカップって密接な関係ですよね。お気に入りのカップを使うだけで嬉しくなるものです。 今、あなたの目の前にあるカップはどこからきていますか? 手に持っているもの、飲んでいるものが「どこからできているのか」想いを馳せる。 それは生活が豊かになるきっかけにもなるのではないでしょうか。 ご家族やご友人を大切にするように、Sai Mugとも長くお付き合いいただけると嬉しいです。それでは、心温まるコーヒーブレイクを!   ** Shoko