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Kurasu Journal

Tag: インタビュー

Meet Your Barista: Kohei

約2年ぶりの更新!『Meet Your Barista』 Kurasuで活躍中のバリスタをご紹介今回ご紹介するのは、Barista Kohei Ebisugawa店によく行く方なら顔馴染みなのでは? いつも話しているバリスタとの意外な共通点が見つかるかも?!   【Kohei Ida】 千葉県出身、29歳。大学卒業後カナダのバンクーバーへ留学。そこで海外のコーヒーに文化に魅了されバリスタの道へ。帰国後は、東京のスペシャルティコーヒーロースター「Allpress Espresso Japan」で2年勤務。 今年の2月にKurasuに入社、現在はKurasu Ebisugawa店の専属バリスタとして日々邁進している。 趣味は 読書やコーヒーが似合うゆったりとした時間を過ごすこと。愛用しているコーヒー器具は、Origami Dripper Air。好きなコーヒーはホンジュラス。   コーヒーの世界に入ったきっかけや、バリスタになった理由を教えてください。 コーヒーの世界に入ったきっかけはスターバックスに入社したことがきっかけです。ただ当時はコーヒーよりも紅茶が好きだったので、紅茶の仕事をしたいなあと思っている時期もありました。笑 大学卒業のタイミングで新卒として社会人になる事と一旦海外に行く事を天秤にかけ、後者を選んだ事で、海外のコーヒー文化に触れて帰国後はバリスタとしてコーヒーをサーブしている今につながります。 Kurasuで働きたいと思った理由は? Kurasuを初めて知ったのは、エアロプレスでの抽出方法を調べたときでした。当時は全然コーヒーに精通してなくて右も左もわからず、、、ただそのレシピで淹れたコーヒーが美味しかったんです!その事が記憶にあってその後もなんとなく頭の片隅にいました。 SCAJという大きなコーヒーイベントで初めてKurasuのバリスタの方々にお会いして、正直コーヒーよりもその方々の熱意に感動しました。バリスタの人情が滲み出てる?曝け出してる?ようで、来たお客さん全員の心を掴むような素敵なコーヒー屋もあるんだなって、そこに惚れていつか働いてみたいってずっと思ってました。笑 Kurasuをユニークにしている、アピールポイントは何だと思いますか? こんなにも海外の方からの認知度が高く且つご好意をいただいてるコーヒー屋は他にはないんじゃないかなと感じてます。普段お客様と接するバリスタだけでなく、経理スタッフ、マーケティングスタッフ、パッキングスタッフなどなど、みんながお客様の事を常に念頭に置いて仕事をしている事が、Kurasuのホスピタリティとして昇華して、日本の方だけでなくて海外の方に伝わっていく。 それがとても素敵なアピールポイントだと思います。 普段はどのようなコーヒーを好んで飲まれますか?Kurasuのコーヒーで一番のお気に入りは? 普段は生産国で選ぶことが多いです。中々出会えないような生産国があると迷わず選びます。 Kurasuのコーヒーの中だと、ちょっと前に終売してしまったTanzania, christianakisです。コーヒーとしての美味しさはさることながら、淹れてる間もずーっといい香りがしてて、気分が更に上がってました。 今販売中のラインナップの中からならブラジル カイオ・ペレイラが好きです。角がなく終始やさしい甘みと香りに癒されます。 バリスタとしてコーヒーを作る中で、何が一番好きですか? すごいニッチなんですけど、お客様がコーヒーを一口飲んだ時に、表情や口元の動き、ため息などで、密かに何か思いを馳せたのが醸し出ちゃったのを見られるととても嬉しいです。笑 コーヒー・ドリンクを作る際に気を付けていることは? 自分がコーヒーを作っていると他の人よりもずっと下を向いているんです(全く意図せずですが、話しかけ辛い雰囲気も放ってる気がしている...)。なので視野が狭くなりがちで、ちょっと先へ周囲へ意識を伸ばすことには気をつけてます。 カウンターに座ってる方ぐらいの距離感だったら、どのコーヒーを飲んでて、どのくらいコーヒーが残っててとか、まだゆっくりしたそうだからもう一杯お勧めしようかなとか、そこまでは意識を伸ばせるようにしたいです。 Kurasu以外に好きなカフェを京都・日本・海外の3つから教えてください。 今年の2月に越してきてまだ全然京都のカフェを巡れてないのですみません。ただ、お隣の滋賀県にあるmatsubara coffeeさん。こんないいコーヒー屋があったんだよ!って、スタッフ中に知らせるほどお気に入りです。 ちょっと前まで東京にいたのですが、Heart's light coffeeさんとswamp coffeeさんは、新宿渋谷に行って喧騒に疲れ果てた後に行きつくオアシス的存在でした。 海外のカフェは、どこっていうのはまだ決まってはないんですけど、多くのカフェで、スイーツやセイボリーがカウンター横にずらっとしかも大量に置いてあって、綺麗にショーケースに並んでるのもいいけど、コーヒーの香りと共に甘いお菓子とかしょっぱい香りがするのもいいですよね。 Kurasu入社を機に京都に引っ越しをされたと思いますが京都はいかがですか?また京都に来られたお客様へのおすすめスポットはありますか? 日本人の多くが一度は京都に住んでみたいって思うと思うんですけど、それを全く裏切ることなくとても魅力的な町だなって思います。...

『My Coffee Roots』-Pâtissier Natsuko-

こんにちは!拠点を京都に置きながらも、実はKurasuスタッフの出身地は様々 そこで、今回のブログではKurasuスタッフたちのご自宅のコーヒー事情から、地元のおすすめコーヒーショップなどをご紹介する『My Coffee Roots』第2話の主人公は、kashi by KurasuのPatissiereのNatsuko彼女のCoffee Rootsとは? コーヒー片手にゆるりとお楽しみください。 -+-+-+-+-+-+-+-+  【Natsuko Fukuda】 長野県出身、27歳。大学入学を機に京都へ。製菓系専門学校で菓子作りを学び、小川珈琲でバリスタとして勤務、kashi by Kurasuの設立と同時にKurasuに入社しこれまでバリスタとして培った経験や知識を元に、「コーヒーに合うお菓子」をテーマにPatissiereのManagerとして現在Kurasuのカフェで提供しているお菓子の企画、製造を担当している。 周りをふわっと癒す柔らかい笑顔でスタッフからもお客様からも愛される存在。 柔らかい外見とは裏腹に、芯の強いまさに職人ならではのかっこいい一面を持つ。 好きなことは、洗濯。愛用している器具はHarioV60とお母さま特製の手作りドリッパー。 ・コーヒーを好きになったきっかけ 18歳の時、進学を機に京都にきたことがきっかけです。京都に来るまではカフェになんて行ったことがなかったので、あまりのカフェの多さに、都会ってすごいと純粋に感動しました笑。また、500円、1000円払って「お茶をする」という習慣が私の地元にはなかったのに、こっちでは高校生が帰り道にスターバックスに寄ったりしていて、なんてお洒落で贅沢なんだろう!と驚いたのを覚えています。  初めのうちは、ただカフェがお洒落だったので、友達といろんなところを巡ったりしていただけだったのですが、気づけばコーヒー屋さんばかりを巡っていました。今でも特によく覚えているのは『LIGHT UP COFFEE』(現在は東京の店舗のみ)の浅煎りコーヒーです。「苺の味がしますよ」と言われて、、そこからスペシャルティーコーヒーの世界に入った気がします。   ・実家のコーヒー事情 私がコーヒーの仕事につくまでは、インスタントコーヒーがほとんど、ネスカフェを飲んでいました。母がいつも牛乳で割って飲んでいたのが印象的です。私が、コーヒーの仕事を始めてからは、器具を揃え初めてくれて、父は会社で、母も自宅で自分でコーヒーを淹れています。父は、アウトドア用にもなるような、手挽きミルとドリッパー、カップが一緒になったスマートなセットを持っていました。 母は私が以前プレゼントした、Kalita の燕のウェーブドリッパーを使っています。wilfaは良原さんのおうちからの頂き物です。微粉が一粒もないんじゃないかっていうくらい毎回綺麗にして使っています。 ・オススメのコーヒーショップ  実は、地元のコーヒー事情全然分からないんです。。 長野県は四方八方、山に囲まれています。空気がとっても澄んでいて、大地の香りが美味しいのと夜は星が綺麗です。私が京都に来てからは、スターバックスとコメダコーヒーが隣町にできたみたいで、行ったことはないですが、前を通ると駐車場に車がたくさん止まっています。 ちなみに、京都では「アカツキコーヒー」さんが好きです。東京に行ったら必ず行く「FUGLEN」さんのお豆を使っていて、いつ訪れても本当に甘くて美味しくて。また、おやつもいったら必ず食べてしまいます。壁の色であったり、カトラリーや家具も私好みです。ぜひ行ってみられてください。  ・コーヒーとのストーリー 母は物づくりが好きで、陶芸教室に通うようになったんですが、最近ではオリジナルのドリッパーを作ってくれるようになりました笑。 いくつかは京都に持ち帰って、実際に使っています!ドリッパーの角度であったり、薄さであったり作るごとにどんどん腕が上がっていて、最近では蓋付のものを作ってくれたりと私も毎度見るのが楽しみです。完成度が高いので、皆さんにも実際に見て欲しいくらいです! いかがでしたか?ちょっとしたきっかけから、家族の暮らしにコーヒーが加わる。そこから生まれる会話や美味しいという共通体験が思い出として残っていく。素敵ですね。 皆さんは自分のCoffee Rootsを覚えていますか?この週末は、ご自宅でコーヒーを淹れながら、コーヒーに出会った日のことも思い出してみてもいいかもしれません。きっと、いつも当たり前に飲んでいる一杯も特別な味がすることでしょう。 Kurasu スタッフの『My Coffee Roots』次回もお楽しみに。       そのほか、おすすめの記事 「Kurasuのお菓子の話:Kashi by Kurasu」 「Hario V60で淹れる Kurasuの美味しいアイスコーヒーの作り方」...

春のブレンド:『春こち2023』

皆さん、こんにちは!今年の『春こち』もうお試し頂けましたか? 一度飲んで「美味しい!」とリピート購入して下さる方も多く、例年以上に好評頂いています。今日はその『春こち』の魅力を詳しくご紹介させていただきます   ブレンドコーヒーの面白さ スペシャルティーコーヒーが好きな皆さんは、きっと普段からシングルオリジンのコーヒーを選ぶことが多いのではないでしょうか? 今年の『春こち』はそんなシングル派の皆さんにこそ、飲んでもらいたいブレンドです! 理由は、プロセス違いのルワンダ2種類をメインで構成されているところ。タンザニアも入ってはいますがほとんどルワンダの味わいを邪魔しない程度の量に調整したことで、ルワンダの甘さや香りが引き立ったブレンドにすることができました。 シングルコーヒーでは決して味わうことができない、2種類のルワンダとタンザニアの組み合わせを体験できるのはブレンドコーヒーならでは! 一口目に感じた味わいが、飲み進めていくうちにいろんな味わいに変化していく過程を感じられるところも魅力の一つですね。 また、ブレンドコーヒーはそのコーヒー屋さんを体現しているとも言えるコーヒー。一つの洋服を作る上で必ず出る端切れみたいなものが実はコーヒーも同じようにあって、それらの豆は今までのKurasuの活動によって出てきたもの。それを集めてブレンドを作るのも、一つの大事なプロセスであり、そのお店にしか作り出せないコーヒーになると考えています。 「ブレンドだから〜」と一括りにせず、是非試してみてくださいね!   ルワンダのコーヒーって? ルワンダはアフリカのちょうど真ん中の位置にある国で、大きさは四国よりも少し大きいくらいの面積。国全体が標高1500〜2000mの高地にあり、気温差も大きいことからコーヒー栽培にとても適した環境と言われています。 アフリカのスイス、と呼ばれるほど緑豊かで美しい土地で栽培される品質のいいコーヒーは世界中から注目されており、国の経済を支えている大きな産業となっています。 2008年には、アフリカ諸国では初めてのCup of Excellenceも開催されました。 ルワンダコーヒーの特徴は、一言でいうと飲みやすくバランスの取れた味わい。 極端に強い酸味や苦味があるものではなく、全体的に甘くまろやかな印象です。 『春はルワンダ』と多くのコーヒーショップの店頭にこの時期になると並ぶルワンダ。 理由は、日本に入ってくるタイミングです。年明けから日本にコーヒー豆が入ってきて、2〜3月でルワンダを発売するところが多いため、春=ルワンダのイメージがコーヒー業界では定着してこのように言われています。 まさに春季限定のブレンド『春こち』にふさわしいコーヒーと言っていいでしょう。   ブレンドに使用したルワンダ 今が旬のフレッシュなルワンダのコーヒー豆を、今回の春こちではプロセス違いのものを2種類使用しています。 実はカッピングの時点で12種類もあったルワンダから厳選したのがこの2種類でした。 一つは華やかな香りがフワッと心地のいいナチュラル、もう一つは酸味と甘みのバランスが取れたウォッシュド。 1g単位で何度も微調整しながら、求めているブレンドの味わいになるよう、どちらの良さも引き立つようにちょうどいい塩梅でブレンドの割合を決めました。 タンザニアも入っていますが、今回の主役はあくまでルワンダ。春らしい、ぎゅっと詰まったりんごのような甘みと酸味、オレンジティーのような奥深い香りとコクをお楽しみください。 焙煎について   現在、ルワンダを2種類(ウムラゲとカマジュンバ)、浅煎りのシングルオリジンで販売中です。旬のルワンダの美味しさを、しっかりとしたフレーバーが引き立つような焙煎にしたい、その思いはシングルオリジンに込めて、それとは別にルワンダベースでライトローストではないものを出すことで、よりたくさんの方に楽しんで頂けるようにと思って春こちを焙煎しました。 普段Kurasuではあまりやってこなかった焙煎なのも新鮮なポイント。 キャラメライズされたような甘み、どうすれば、そういうコーヒーを作れるのか、単に深く焼けばいいというものでもなくて、深さの中でも丁寧さが必要、その丁寧さが甘みに繋がっていくと考えました。“いつもより丁寧に深く焼く”ということが今回の春こちではしっかりと再現出来たかなと思います。焙煎チームとしては、苦しさもあり、楽しさもあり、得るものが大きかったようです。 オススメの淹れ方、抽出の際のポイントは?  浅煎りのコーヒー以上に実は淹れるのが難しい、中煎りや深煎りのコーヒー。 その理由は、お湯が落ちていくスピードが速くなるので、全てのコーヒー豆にお湯を均等に当てるというのが浅煎り以上に難しくなるところ。 全てのコーヒー豆にお湯を当てずに抽出をおこなってしまうとせっかく焙煎で表現したキャラメライズした甘み、チョコレートのような風味がネガティブな苦味に変わってしまいます。 ポイントは、どんなにお湯が早く落ちてもいいので、とにかく粉全体にお湯が当たっている状態を意識して淹れること!必然的に注いでいくペースも結構早めになります。 ちょっと量が下がってきたなと思ったら、落ち切っていなくてもどんどん注ぐ。全部の粉がお湯の中に沈んでいる状態を維持しながら抽出すると、ビターでは終わらないより明確に甘さを感じてもらえると思います。ぜひ意識して淹れてみてください。 オススメは先日公開したKalita Waveのレシピです。試してみてくださいね! いかがでしたか? 春は暖かくなってポカポカと気持ちのいい季節ですがその反面、長い冬を超えてきた疲れが溜まっているころ。新しい環境での緊張とか、身体の中に知らないうちに蓄積した疲れが出てくる時期でもあります。 そんな時に、この春こちを飲んで、ふっと心が軽くなるような、安らぐような、それでいて、なんだか少し自信が湧いてくるような、そんな寄り添ってくれるような優しいブレンドをイメージして作りました。 ギュッと詰まったフレッシュな甘さと香りが春の爽やかな風を感じさせるブレンドです。 なんだか少し疲れちゃったな、そんな時はご自宅で淹れた春こちをマグに入れてお外に出かけてみてくださいね! 美味しいコーヒーと素敵な春をお過ごしください!それでは!

Kosukeのコーヒーの話『Ethiopia Gesha Village Surma 1931』

『頭で考えず、無心になって全身で感じてほしい。』   こんにちは!今日は今までのコーヒーのご紹介とは少し違った、ジワジワと胸が熱くなるような、心がワクワクするような、そんな熱いストーリーをお届けできたらと思っています。 「ゲシャ」というコーヒーの品種を、皆さん聞いたことありますか? 実際に飲んだことがない方でも、コーヒーが好きな方なら一度は耳にしたことのある単語。 なんとなく、高くていい豆なのかな〜というぼんやりとしたイメージがあるでしょうか。 今回、Kurasuから皆さんにご紹介するゲシャはその中でも大変特別なコーヒーです。 そして何よりも、なぜKurasuで扱うことになったのか?その想いの部分を皆さんにもシェアさせて頂き、感動を共有できたら嬉しいです。 先日海外オンラインサイト限定で販売した『Ethiopia Gesha Village Surma 1931』そこに込められた想いをHead Roaster Kosukeに聞きました。    Ethiopia Gesha Village Surma 1931 Ethiopia Gesha Village Surma 1931は、エチオピアのGesha Villageで育った最高品質のコーヒー豆に、「ナチュラルコールドアナエロビック60時間」というユニークな精製方法を施したコーヒーです。 まず簡単に、産地とプロセスについてご紹介します。 ・ゲシャビレッジとは? ゲシャのルーツであるエチオピアでトップクラスの品質を誇る、Gesha Village。農園を運営するアダム・オーヴァトン氏とレイチェル・サミュエル氏が、十分な高度(1900-2000m)、降雨量、適切な気候、未開拓の豊かな森林土壌、しっかりと長く根を張っている木々、そしてすでに確立されたコーヒーのエコシステムが存在する事を条件に土地を探し求め、2011年に500ヘクタールの農園を開拓するところからGesha Villageは始まりました。 ここでは、手付かずのGeshaの森に自生する原生種から、パナマゲイシャと遺伝的特徴が近いものが選抜されています。 詳しくはこちら  ・最先端プロセスを生み出すSantuario Project ナチュラルコールドアナエロビック60時間という高度なプロセスをGesha Villageに提供したのは、コロンビアのSantuario Project。2020年より、Santuario ProjectとGesha Villageは共同事業に取り組んでいます。 Santuario Projectは代表のカミーロさんを中心に、コーヒーの価値を高めるために必要不可欠なプロセスを研究し、また品種や経営などあらゆる面で業界の底上げに取り組んでいます。彼を中心に、低地栽培のコーヒーの品質を向上させるためにプロセスの研究が進められ、主に中南米で高品質なコーヒーを作り出しています。 Santuario ProjectとGesha Villageによる2年間の協働の末、新しいフレーバーが生み出され、Gesha Villageのコーヒーの品質がさらに向上しています。   ・高品質な豆と、高品質なプロセスの掛け合わせ 今回購入した品種1931は、Gesha...

Kurasu Xmas Set 2022

こんにちは!いよいよ今年も残すところひと月ほど年末ってなんだか不思議とワクワクそしてソワソワ。12月に入ると何かと忙しく、気がついたら年明けてた!なんてこともありますよね。 でもせっかくならあと少し残された今年を目一杯楽しみませんか?ということで、今年はKurasuから皆さんに美味しいクリスマスプレゼントをご用意! その名も『Kurasu のクリスマスセット』。 また、ハッピーホリデーブレンドとシュトレンは、Kurasu Kyoto StandとKurasu Ebisugawaの2店舗で12/3(土)〜12/25(日)の3週間限定で提供させて頂きます! 一体どんな内容になったのか、企画担当者であるロースターのReikaとパティシエールのNatsukoにインタビューしたのでぜひご一読ください。   インタビュイー:ロースター 大嶽伶果 = Reika         パティシエール 福田奈津子 = Natsuko インタビュアー:マーケティングチーム 栗本友美 = Tomomi (ブログ内ではファーストネームをローマ字での表記)   -+-+-+-+-+-+-+-+ 『クリスマスセットができたきっかけは?』 Reika:始まりは、良原さんから「クリスマス限定のブレンドを考えてみない?」という一言からでした。 「ぜひやりたいです!」とお返事してスタート。 そのあとすぐお菓子はどんなものなんだろう、と考え出したらワクワクしてしまって、すぐに福田さんに聞きに行きました。 Natsuko:ふふふ、そうそう、れいかちゃんすぐ来ましたね。実はこちらも良原さんから「クリスマス、やるの?」と聞かれていて(笑)昨年はパウンドケーキとレギュラーで出していたお菓子の組み合わせでクリスマスセットにしたんですが、今年はもっと新しいことがやりたいなと考えていたら、Kurasuのスタッフ何人かから「シュトレン作ってほしい!」という要望を頂いたのでよし、作ってみよう!となりました。ここでやっと、お互いにどんなものにしていくかアイデアを共有しながらどんなクリスマスセットにしようかという話し合いが始まりました。 『ハッピーホリデーブレンドはどんな風に決めたの?』 Reika:まずは、福田さんの作る『シュトレン』というお菓子について学ぶところから始めました。 美味しいコーヒーと美味しいお菓子のペアリング、それを目指していたので、シュトレンに使われる材料や、どんな味なのか福田さんに聞きながら、“ドライフルーツやナッツがたくさん入っているのか…” “スパイスが効いているんだ、それならこれかな、こんな風にしたら合うかな…”なんて、自分の中で想像を膨らませてイメージを作っていきました。   Natsuko:そうなんです!「どんな味がするんですか!」「どんなお菓子ですか!」という感じ。すごかった(笑)Reika:はい、質問攻めに行きました。その時にコーヒーもどんなものにしたら良いかご意見を伺いました。福田さんは元々バリスタでもあるので、コーヒーに関しての知識もあるから“こういう感じはどうかな〜”なんてたくさんアイデアを出しながら、二人でたくさん話して。お菓子を担当する福田さんの考えるお菓子に合うコーヒーのイメージをシェアして頂きました。 Tomomi:あはは、れいかちゃんらしいですね。なるほど!コーヒーはれいかちゃん、お菓子はなっちゃんって完全に分けて考えたんではなくて、“ペアリングして楽しむ” というテーマのもと二人で話し合って考えられたんですね。これは楽しみ!   『焙煎のポイントや選んだ豆はどんなもの?』  Reika:まず選んだ豆は、ブラジルとグアテマラの2種類です。今旬の豆も様々な選択肢がある中でポイントとしたのは、シュトレンの味わいに合うようなもの。具体的には、“ナッツ、赤系のフルーツのようなフレーバー、芳醇な甘味”こういうものが出てくる豆が良いなと思って選びました。ブラジルは良い豆!もう本当に良い豆で!(ニヤニヤ)ダテーラ 農園というとても広くてしっかりとした管理のもと育てられたコーヒー豆の中でも1%しか採れないようなマスターピースと呼ばれるとても特別なコーヒー豆です。洋三さんがダテーラのカッピング会で買ってきてくれたものです。フレーバーがとても冬らしいと思いました。グアテマラはGood Coffee Farmさんのもの。すっごく甘くてナチュラルないいグアテマラ。その豆単品だと甘さが強く出る豆ですが、ブレンドにすることでその甘さがいい意味で抑えられて飲みやすくなる。ブラジルと合わせることで、とてもいいバランスのブレンドになりました。 Tomomi:どうして今回は【浅煎り】にしたんですか?なんとなく、世の中でのクリスマス時期に出るコーヒーって焙煎の深いものが多いイメージですよね。 Reika:クリスマスセットを考える上で、一番伝えたいのは、Kurasuの提案するコーヒーとお菓子のペアリングの楽しみ方でした。私も最初は冬の甘いお菓子ならコクのある深煎りが良いのかな?と思っていたんです。でも、KurasuのKashiチームが作るシュトレンと合わせるなら、Kurasuらしい素材の味でペアリングさせたい!と、浅煎りで焙煎することに決めました。 福田さんの作るお菓子のこの一年半食べてきて強く感じたのは、“Kurasuのコーヒーに合う”をテーマに作られているなということ。 一口食べて、「あ!甘い!」とかではなくて、食べすすめて行くうちに「あぁ、こういう香りがする、こんな甘さが出てきた」と思えるお菓子。それって、Kurasuのコーヒーにも通じるところがあるなと。それも考えてここはやはりKurasuらしく浅煎りにしようと、いやむしろ、浅煎りが絶対に合うなと思ったんです。 Reika:私たちほとんど同じ時期に入社したんです。福田さんのお菓子を一番近くで見てきたし、食べてきたからこそ、私なら福田さんの考えるシュトレンに合わせるコーヒーを考えられるなと思ったんです。 Natsuko:ええーー!嬉しい。そんなふうに言ってもらえると照れちゃう。 Reika:えへへへ。 Tomomi:(・・・相思相愛か。) Reika:このブレンドはもちろん、コーヒーだけでも楽しんで頂けるように考えていますが、お菓子と一緒に味わってもらうことで完成されると思っています。ぜひ一緒に楽しんでいただきたいです。  Tomomi:お菓子と合わせることを最も大切に考えたということですが、シュトレンって結構甘さが強いお菓子ですよね。インパクトの強いお菓子に、負けないよう気をつけたポイントなんてありますか? Reika:素材の持つ強さですかね。繊細で、ちょっとこの味がするかなではなく。先ほどお話したグアテマラの強い甘さがまさにそうです。芳醇な葡萄の甘さ、香り、プラム、クランベリー、りんご。りんごもフレッシュなものではなく、焼き林檎です。...

『コーヒー✖️〇〇』第3話 Back Office Team Kyosukeのストーリー

皆さん、こんにちは! 新連載中の『コーヒー✖️〇〇』 コーヒー大好き!個性豊かな人がぎゅぎゅっと集まったKurasu、スタッフそれぞれのコーヒーにまつわるストーリーをお届けします。 第3話はバックオフィスチームのKyosuke Kurasuのメンバーが毎日全力でパフォーマンス出来るようにと、日々細かなサポートをしてくれている縁の下の力持ち! 日頃お客様とはなかなか直接会うことのない彼ですが、誰とも違う彼ならではのコーヒーストーリーがありました。 どうぞお楽しみください。   『コーヒー×実家 ~Coffee×Home~』 ●前書き  『コーヒー✖️〇〇』のお仕事をもらって数日。 自分らしい〇〇を考えるために、学生時代に書いていた喫茶ブログを読んでいました。 すると次々出てくる、「実家」「家族」の文字。とても多い。。 これだなと思いました。   ということで、よければ少しだけコーヒーと実家のお話にお付き合いください。   -+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-   Chapter1 「コーヒー×実家」  幼少期 父との思い出 喫茶「ポポテ」で   Chapter2 「愛用のコーヒー器具」   Chapter3  「こうして今Kurasuにいる」   -+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-   ・「コーヒー×実家」 父は証券会社の営業マンでした。 大阪の千里中央で外回りの途中、止まり木のように立ち寄っては、コーヒーを飲みながらタバコで一服。週末になると当時4歳の僕を連れていってくれた場所、それが喫茶「ポポテ」です。 400円そこらのクリームソーダを注文すると、500円の漫画を買ってくれるポポテのおばちゃん。おばあちゃんの家に遊びに行くみたいな気持ち。毎回父についていくのが楽しみだったなあ。 それから10年が経って中学時代。当時は今よりも数倍忙しかったような気がします。部活に勉強、遊び。全てに全力。 冬、夜遅く、ヘトヘトの中勉強していて、机の上で寝落ち。目覚めて、もう一踏ん張り頑張りたいと思っていると、母親がコーヒーを出してくれます。 コーヒーを飲むようになったのはこの頃です。 そして大学時代、親元を離れて大阪に戻ってきました。(実家は愛知にあった。)大学生活の中で僕は喫茶に通うようになっていました。 特に馴染みの喫茶が何軒かあって、 バイト前・お昼休み・休日、時を選ばず立ち寄っては、 コーヒーを飲みながらマスターと談笑したりしなかったり。 当時書いていたブログには「実家のような安心感」みたいな言葉が連続していたわけですから、 僕はきっとそんな感覚を欲していたんだと思います。 余談ですが、お付き合いしている人を、馴染みの喫茶に連れていってマスターやママさんに会わせるのって結構緊張します。そういう意味でも実家なのかもしれません笑   ・愛用のコーヒー器具 TORCH コーヒーサーバー Pitchii...

『コーヒー✖️〇〇』第2話 MarketingTeam Naoのストーリー

皆さん、こんにちは! 新しく連載がスタートしました、『コーヒー✖️〇〇』 コーヒー大好き!個性豊かな人がぎゅぎゅっと集まったKurasu、スタッフそれぞれのコーヒーにまつわるストーリーをお届けします。 第2話はマーケティング部海外チームのNaoです。 元々Kurasuにお客さんとして来てくれていたNao そんな彼女のコーヒーストーリーをどうぞお楽しみください。     “気がつけばいつも側にコーヒーがありました”  『コーヒー×コミュニケーション ~Coffee×Communication~』 Chapter1 「コーヒー×コミュニケーション」    Chapter2 「コーヒーとの出会い こうしてコーヒーに魅了されました」   Chapter3  「オススメのコーヒー器具」    ・「コーヒー✖️コミュニケーション」 幼少期の頃から、コミュニケーションの場にはいつもコーヒーがありました。親の仕事の都合で、5−16歳までの約11年間をオーストラリアで過ごしました。 週末はワイン好きな親に連れられてワイナリーの庭でワイナリードッグと遊んだり、学校終わりにはコーヒー好きな親と一緒にカフェでベイビーチーノを飲んだり…こうして振り返ると、我ながらすごく楽しくて恵まれた環境で育ちました。もう一度子供の頃に戻りたいですね。(笑) 家族と過ごす時間はいつもコーヒーと共にあり、幼い頃からコーヒーを身近に感じていました。 両親が楽しそうに今日のコーヒーは美味しいね、などと意見交換をしたり、ママ友とコーヒーを片手にお話ししたり、日常的にコーヒーライフをエンジョイしている様子に子供ながらに憧れていました。 「早く私もコーヒーが飲めるようになりたい!」という思いも虚しく、ブラックを飲めないまま帰国することになりましたが、その「コーヒーを片手におしゃべり」の夢は、数年後イギリスで叶えることになります。   ・コーヒーとの出会い 大学2年生から3年生にかけて、交換留学でイギリスに10ヶ月滞在しました。 マンチェスター郊外の田舎町だったのですが、その規模の割におしゃれなコーヒーショップがたくさんありました。友人と一緒にコーヒーショップに行って、学生生活についておしゃべりしているとあっという間に時間が過ぎ去りました。 また、たまたまコーヒーオタクな台湾からの留学生と仲良くなり、コーヒーについて色々と教えてもらうことができました。寮で手挽きミルで浅煎りのコーヒーを挽いて淹れてくれることもあり、ちょっとだけ私もミルを借りてコーヒーを挽いてみたのですが、硬くてびっくり。このように度々寮でスペシャルティコーヒーを振る舞ってくれたナイスガイは、今でも友達です。Kurasuに入社したことを報告した時は、”You’re so fortunate to work there!”と言ってくれました。(笑) 今こうして振り返ると、オーストラリア時代お子ちゃまでコーヒーが飲めなかった頃に憧れたコーヒーシーンを、イギリスで満喫することができました。 もちろん今も、家族や友人、Kurasuスタッフとコーヒーブレイクをともにしています。家族や友人との楽しい思い出はいつもコーヒーとともに。 これからもたくさん増えていくことでしょう! ・おすすめのコーヒー器具 ズバリ、ORIGAMIドリッパー! 私は2020年3月、コロナが流行し始めた頃に大学を卒業し、4月に京都の精密機械メーカーに入社しました。引っ越したばかりの1Kの部屋で、一人でリモート入社式に出席し、そのまま同期や上司と直接会うことがないままリモート研修に突入。当時まだ実態のよくわからなかったウイルスや慣れない新社会人生活への不安、そして家族や友人に会えない寂しさから心身ともに疲弊してました。 このように一人の時間が増えたことがきっかけで、より一層コーヒーにハマり、おうちコーヒーを始めました。実は、Kurasuで一式コーヒー器具を揃えました。(笑)この記事を読んで下さっている方で、私と同じような方もいらっしゃるのではないでしょうか?   器具を買おうと決心してKurasu Ebisugawaに行くと、Ayakaさんが接客してくださりました。「黄色のOrigamiドリッパーにコーヒーをセットすると、ひまわりみたいだよ」というキラー文句に後押しされ、その場で購入。その後もちょこちょこTetsu KasuyaケトルやPitchiiサーバー、Wilfaなどを買い足して、どんどんおうちコーヒーが楽しくなっていきました。 個人的にOrigamiはかなりすっきりと甘みのあるコーヒーが淹れられる印象です。味わいも好みですが、Ayakaさんに勧めていただいた通りの可愛らしい見た目が好きです。おうちでコーヒーを淹れる時は、大体疲れている時や今だと暑くて外に出る元気がない時です。そんな時こそ気分を上げたくなるので、見るだけで心がぱっと明るくなるひまわりドリッパーがお気に入りです。 レシピは、Kurasuのベーシックレシピを忠実に再現することを意識してます。良原さんが時間と分量を守ることが大事とおっしゃっていたので、この二点を意識して安定して美味しいコーヒーが淹れられるように心がけてます。同じレシピを繰り返すことで、毎回のブレを感じやすくなるので勉強になります。また、たまに他のドリッパーで試してみてドリッパーごとの味わいの変化を感じるのも楽しいですよ。    ...

Kurasuの焙煎士という仕事について

『自由にアイデアを出せて、新しいことにトライできる環境です!』   こんにちは! 現在Kurasuでは焙煎サポートを募集しています。 “焙煎”と聞くと、コーヒー豆を焼く仕事なんだなということは想像できても、 実際に働いてみたらどんな感じなのかイメージするのは難しいですよね。 今回は、そんな皆さんの参考になればと焙煎サポートとして活躍中のReikaにインタビュー。 普段、なかなか知ることの出来ない焙煎士の世界を是非ご一読ください。 -+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-   「一日の仕事の流れを教えてください」 (7:30 QCの準備)先週焙煎したものの全てのサンプルを用意する。もっとどうしたいからどの部分を変えるのか、詳しくディスカッションする (9:30 焙煎準備)生豆を計る、店舗の梱包準備、カッピングの片づけ、次のカッピングの準備焙煎サポート(焙煎された豆を計り、詰めていく)最近はブレンドを焼いたりギーセンで焙煎させていただいてます^^ (13:00 休憩)換気して、ご飯食べて、外眺めるのが好き (14:00 午後の焙煎開始) 焙煎サポート、卸先さんへの発送準備、海外分の発送、 (16:00 片づけ、帰宅)        曜日によってやることは様々です。QC、焙煎、発送作業、その他カッピング、バリスタ業務、Youtube、新しい豆考えたり販売中の豆のこと考えたり。 あとは雑務です。ロースタリーがいつも綺麗で、良原さんが悩むことなく仕事が出来る環境を整えています。 ※QCとは:「Quality Control」の略称。コーヒー豆の品質チェックのこと。 カッピングとは:コーヒー版のテイスティングのこと。コーヒーの香りや味などの品質を同じ条件下で比べて評価します。   「仕事をしていて楽しいことややりがいを感じる時は?」  ・自分の感じた表現に共感を得られたとき ・良原さんから別軸の新しい考えを得られたとき ・コーヒーが毎日おいしいこと ・基本自己管理Kurasuでは仕事を自分で考えて生み出していくことが求められます。実際に企画、商品として採用されるかは分からないけど、自由にアイデアを出せて、新しいことにトライできる環境はやりがいを感じます。   「逆に仕事をする上で難しいなと感じることは?」 知らないコーヒー用語がまだ尽きないこと。新しい豆からもですが、他のコーヒー屋さんのインスタライブやコーヒー業界の方のSNS、最近はSCAJの大会の過去動画で抽出用語や知らない品種、プロセス、考え、今の流行りなどなど。ほんと次々出てくるので蓄えるのに必死です。でも面白いです、最近は業界の方のツイッターが面白い。   「Kurasuで焙煎サポートとして働いている中で得られたものは?」 人間力。 良原さんと毎日お仕事する上で人間力と生活力が向上した気がします。必要な考え、不必要な考え、コーヒーをするうえで磨くべき感性、人間力全般です。 また、想像通りコーヒーのことは得られるものだらけです。ある程度の知識でよければYoutubeやSNSからでも可能ですが、焙煎サポートをしているとより深いコーヒーの知識をとてもたくさん得ることができます。    「どうして焙煎サポートに応募しようと思ったの?」 焙煎士への憧れ。 以前働いていたコーヒー屋さんで「今出しているコーヒーのことで何か分からないことがあれば焙煎チームへ」とい言われていました。当時の私は、焙煎やバリスタなどそれぞれの役割をあまり理解していませんでした。その中で、焙煎チームの人たちと一緒にカッピングをしていると一際、味の分析や特徴を捉えるのが鋭いな、凄いなと驚き、自然と話す機会が増えて(自分で増やして?)、この人たちを超えたいという憧れとプライドが出てきました。 Kurasuで焙煎をやりたいと思ったのは、働いている方(Tsubasaさん、Ayakaさん、Shokoさん)の自然で対等に接してくださる人柄に魅力を感じ、Kurasuが発信しているもの全て調べ、何か新しいことをしているのと、最新だな〜、令和だな〜面白い、、、自分は合っていると恐縮ながら思いました。 また、良原さんの書く豆袋のテイストノートが斬新で私の心に刺さり、一緒に働きたいとも思ったのがきっかけです。   「良原さんを一言で表すとしたら?」 一言は難しいです。。。 優しくて健康的で大人な人 こちらから見ると考えていることがとても明確で接してて気を遣わない、愉快、繊細! 「Kurasuってどんな会社だと思う?」 スタッフが全員前向きでコーヒーに対して情熱があり、みんな真面目な方なので、楽しく仕事ができる会社。こんな環境は当たり前じゃないので、Kurasuで働く私は恵まれています。 会社が健康的でかっこいい。...

Barista Arisa卒業インタビュー

こんにちは!Kurasu Kyoto Standでお馴染みの、Arisaが今月でKurasuを卒業します。 気さくで笑顔が素敵な彼女は、コーヒーの知識が豊富でKurasuのスタッフの中でも人気者でした。 とても寂しいですが、今回の卒業は彼女にとってハッピーなことなんです!どういうことなのか、まずはArisaのこれまでのBaristaとしての歴史を踏まえて 今後の展望についてインタビューしましたので、是非ご一読ください! ============================================= ・バリスタになったきっかけは? 大学を卒業して入社した会社がたまたまコーヒーの会社でした。東京で2年間勤務。新宿で店長も経験。その会社でコーヒーを基礎から学びそこで出会ったトレーナーの方(恩師)がその時見せてくれたバリスタチャンピオンシップのパフォーマンスを見て立ち振る舞いや所作がかっこいい!と思ったのがきっかけです。 早くから責任感のある仕事をさせてもらったことは本当にいい経験でした。と同時にあんなに過酷な仕事を経験した今、もう何も怖いことはないです。 退職をきっかけに、自分が本当にしたいことは何なのかと考えました。東京に出てきてたくさん視野が広がって、いろんな人との出会いがあり経験値が増えた気がしたんです。そこで、次は世界を見てみたい!と、オーストラリアにワーホリにいくことを決断。その資金を貯める間、大阪でバリスタとして働きオーストラリアへ。英語はほぼ話せない状態で飛び込むようにいろんなコーヒーショップへresumeを配り、運良くローカルの小さなコーヒーショップでの仕事をゲット。2つのコーヒーショップを掛け持ちして、最終的にはトライアルやマネージャーも任せてもらえました。結局店長気質なのか… オーストラリアではラテアートの大会も多く、見つけたら積極的に出場していました!年に4回アメリカで行われるラテアートの世界大会Coffee festにも出たいと思うようになり、オーストラリアでのワーホリを終えて次はカナダに。アメリカへすぐいける国は…カナダ‼︎そんな理由でカナダへの渡航を決めました。笑 そこで出会ったのがBritish Colombia州のVictoriaという街の小さなコーヒーショップHey Happy。ここでまた私のコーヒー人生が変わることになります。   ・卒業後は? 以前働いていたカナダのHey Happyでまたバリスタをします!今まで海外ではシェアハウスだったけど、今度は永住するので(たぶん)一人暮らしを。今並行しているオンラインの英会話の先生も継続する予定です。 私は特に夢とか目標はなくて、できればあまり働きたくなくて、できれば家でずっとゆっくりしていたい。カナダに行っても何も変わらない気がする。難しいことはあまり考えず、毎日当たり前に美味しいコーヒーを淹れて、家で映画をたくさん観て、たまにお酒を飲んで、頑張りすぎずゆるくスローライフを送りたい。     ・Hey Happyについて オーナーは2010年カナダのバリスタチャンピオンRob Kettner氏。マルチロースターを扱うお店で世界各国のロースターの豆がずらりと並ぶ小さなローカルのコーヒーショップ。そんなコーヒーショップとは知らずに店構えがポップなことと、Google Mapに載っているドーナツの写真に惹かれお店に入ったら、浅煎りのコーヒーがたくさん。プロフェッショナルなのにフレンドリーな接客(Kurasuと似ているかも!?) とオープンな店構えに魅了されて、履歴書を渡しました。 連絡は全く来ず、あーやっぱりダメだったかと思っていた2ヶ月後に連絡がきて働かせてもらえることに‼︎ それまではエスプレッソを主体にバリスタをやってきていたので、浅煎りやドリップコーヒーに関しての知識はほとんどなく最初は困惑しました。定期的に行われるカッピング・味合わせや、一緒に働くスタッフの味覚(sensation)のすごさに圧倒され、とにかくこの人たちと対等にコーヒーについて話ができるようになりたい‼︎という思いでとにかくいろんなコーヒーを毎日飲みました。1年の期限付きでという約束で働きはじめ、1年が経過しようとしていた時に、RobとマネージャーのEmilyからお話が。店舗をもう1店舗だそうと思っているからEmilyは新店へ、本店でマネージャーやらないか⁇と。答えはすぐYes!!Visaの延長をするために就労visaよりも永住権の方が申請が通りそうとのことでHey Happyにスポンサーになってもらい永住権の申請を。これが3年前で、そのあとコロナになり申請自体が完全にストップしてしまい泣く泣く帰国…3年越しにやっと申請が降り、Kurasuを卒業することに。   ・Kurasuに勤めてみてよかったこと、楽しかったこと、驚いたことは? たくさんの人に知り合えたこと‼︎ まず驚いたのは常連さんの多さ。常連さんが多いお店はいい店。その通りだと思う。近所にKurasuみたいなコーヒースタンドがあったら最高だと何回も思いました。スタッフのポジティブなエネルギーがすごい。みんなそれぞれ得意なところを存分に出して働いている、生き生きしている。素敵な人だらけでその素敵さに引っ張られて自分もちょっと素敵になってきているんじゃないかと錯覚する。楽しかったのはお客様とコーヒーの話で盛り上がれること。こちらからの一方通行の情報提供じゃなくて、Kurasu以外の好きなコーヒーショップをオススメを教えてもらったり、最近飲んで美味しかったコーヒーのことを話したり、好きなことの情報交換をするのがとっても楽しかった。 来た時よりもちょっといい顔で帰っていくお客様を見るのがとってもやりがいだった。皆さんにお会いできないのが寂しいです〜〜 ・最後に、常連のお客様とKurasuのスタッフにメッセージをお願いします! ◯まずはお客さまへ。 顔馴染のお客様がお店に向かって来るのが窓から見えるとなぜかほっとする気持ちに。コーヒーというツールを通して、他愛のない話をするのが毎日幸せでした。楽しいことも何か嫌なことがあった時でも、Kurasuにはいつも"だれか"がいるので、変わらず遊びに来てくださいね‼︎ そしてもしカナダに来ることがあればぜひコーヒー飲みに来てください〜‼︎ ◯Kurasuの皆さんへ。 みんなのイメージは人当たりのいいスキル集団!! スタッフみんな個性があって、いろんなことにも興味がある人ばかりで、いつも刺激を受けてました!!もっといろんなこと一緒にしたかった〜帰ってきた時にはゲストバリスタやらせてくださいね!!コーヒーを通してどこかでずっと繋がっていられますように。 Arisaの卒業は寂しいですが、彼女の言葉の通り、離れていてもコーヒーが縁を繋ぎ続けてくれるはず。 皆さんもカナダに行った際はArisaの笑顔と、美味しいコーヒーを求めHey Happyを訪ねてみてください!  

Kurasu卒業生のその後「Barista Satoshi Kume」

こんにちは! 8月でKurasuを卒業したBarista KUMEのお店を取材させて頂きました。 もう、皆さんは行かれましたか? 久米ワールド全開のとても素敵なお店でした。 前回の卒業インタビューの続編です! インタビューとかこつけて、筆者と相棒のNARUOがただお店に 行って久米兄さんと喋りたかっただけなんじゃないか?と思われるような ゆるーい内容ですが、皆さんにもお楽しみ頂けたら嬉しいです。 それでは、皆さんご一緒に。 コモンヘカモン!!   ============================================================= 1.「こだわりのポイントはありますか?」は愚問でした。   【common.というお店について】   ・こんにちはー!お久し?ぶりですね、久米さん。お元気でしたか?  Kume:はい!とても元気です!   ・まずはお店のオープンおめでとうございます!  オープンされてどのくらい経ちましたか?  Kume:実は、今日でちょうど一週間。一週間記念日です♪   ・おお!!ナイスタイミング!まずは改めて、お店のコンセプトを教えて頂けますか?  Kume:前回も少しお話しさせて頂いたんですが、「美容室✖️コーヒーショップ」です。特に変わったことをしなくてもそれだけで個性になると思っているので、僕はただシンプルに美味しいコーヒーを淹れるだけです。   カフェを超えて奥に進むと、奥様のサロン。 まさにプライベート空間。 カットの最中、KUMEさんの淹れたコーヒーを頂くことができるそう。 なんて贅沢。。。   ・ここがおすすめ!というような久米さんPOINTはありますか?  Kume:結構細部までこだわってます。    使っているカップ、内装、電球、インテリア、床、天井。毎回来る度に「あ!これすごい!」とか「ここ、こんな風になってたんだ!」とか、お客様の方で発見して楽しんで頂けたら嬉しいです。 オススメの、ベンチの角のお席。 Kume:『ここに座った人は、未だ5時半(閉店時間)に帰れたことはないです。』 こちらはモールテックスという素材で出来ているベンチ。 KUMEさんいわく、「石やコンクリートの様なベンチにふかふかクッション」は地中海のリゾート地を彷彿とさせるのだとか。 『ここは京都のマルタ島(丸太町、マルタ、マルタ島。。。え!そうゆうこと!?)』 ・今頂いている、チョコレートが載っているお皿も素敵ですね。(因みにチョコレートはダンデライオンチョコレートさんのもの!!)   Kume:結構皆さんそう言って頂きます。 そのお皿を作っている大阪のBowl Pond Platzさんには、このお店のものを色々協力頂いていて、例えば外の看板もそうですし、メニュー表のバインダーや、これとお揃いの素材のライトのスイッチ、そこのハンガーもそうです。 凄くおしゃれな店主さんで、そこにある五角形のお気に入りの傘立てもそちらで購入しました。 ・このレジのところにあるキャッシュトレーもそうですか?   Kume:そうです!それも使っているうちに段々味がでていくそうで♪...

Kurasu Kyoto Stand 5周年を迎えて 

みなさんこんにちは。 Kurasuのアヤカです。 今回のブログではどんな気持ちで、5周年を迎えたのか。 長くなりましたがみなさんにお届けしていきたいと思います。 お時間ある時にぜひ、読んでいただければうれしいです。 Kurasu 京都 Stand は2016年8月11日にスタートし、 私は、カフェオープン時にバリスタとしてKurasuに入りました。 ここで自分が過ごしてきた5年間はお店の歴史と重なることも多いので思い出話もまぜながらこの5年間を振り返っていきたいと思います。 「京都から世界へ。日本のコーヒーカルチャーを発信する」 当時、カフェをオープンするにあたり代表の大槻がだしていたHiringの記事の中の一言。そのワードに惹かれて Kurasuで働き始めました。 その言葉通り、京都駅から歩いて五分。お店のまわりには大きなホテルや会社もたくさんあり、日本の方に限らず世界中からお客様が訪ねてきてくれます。 始めたばかりの頃は 日本のお客様に、 「初めまして。コーヒー屋です。これからよろしくお願いします」とご挨拶。 海外のお客様には、「やっと来れたよ!ずっと来たかったんだよ!」と声をかけていただく。 不思議な感覚でスタートした京都店。 オープンしてから多くのスタッフは、海外のカフェでバリスタの経験を持っていたり、日本のカフェで経験をしっかり積んだいて。 それを活かした接客で日本のお客様も海外のお客様も言語の壁を乗り越え、コーヒーを楽しんでいただく空間を自然と作りだすことができました。 近すぎず、遠すぎず、ラフすぎず、丁寧すぎない。 簡単なようで難しいお客様との心地よい距離感。 それを保ちつつ、美味しいコーヒーを提供する。シンプルにかっこよく。 5年の中で、もちろん卒業したスタッフもいれば、新しい人も入ってくる。いい意味で変わらず、いい意味で変化し続けて来れたのではないでしょうか。 どの時代の人とも共に過ごした深い思い出があり、面白い毎日でした。 喧嘩をした時もあれば、面白すぎて笑い転げたり、閉店後にビール片手に話こんで夜になってたり・・・ お客様ともありがたいことに、とても良い関係を築かせていいただいていると思います。 特に常連様は面白くて優しい方ばかりです。 いつも会うと体調を気遣ってくださる方、恋愛相談してくれる方、コーヒーの質問が止まらない方、お土産いつもくださる方。会いに来ました!と。 この5年でいろんなお客様と出会うことができました。 1度きりの来店であっても、また京都来たら寄るね。と声をかけてくださったり、出張のたびに顔を出してくださる。 本当にお客様の愛情をたくさん感じることができた5年間。 美味しいコーヒー、Kurasuのスタッフ、そして、最高のお客様。 自分で言うのもなんですが、京都スタンド。本当に大好きなんです。 愛が溢れすぎたので少し話を戻して・・・ 最初は自家焙煎じゃなかった私たち。日本全国のカッコいいロースターさんの豆をいっぱい提供させていただきました。 お店に来ていただいてゲストバリスタイベントを開催したり、ワークショップをやっていただいたり。 自家焙煎じゃないからこその、挑戦や、人との出会いがたくさんありました。 さあ! Kurasu 焙煎へ。 はじめはシェアロースターでこつこつと。週1回大阪まで通って焙煎。 少しして、焙煎機ギーセンを購入し 伏見Roastery をオープン。 自分たちで焙煎し始めてからコーヒーへの思いや、知識、プロ意識などいろんな方面で幅が広がったように感じます。 自分たちの好みの味、感じている思いを、Kurasuとして発信できるようになったのが自家焙煎の醍醐味の一つかなと思います。 Kurasuのハウスブレンドが初めてできた時は、よくわからないなりにジーン。と感動したのを覚えています。ついに・・・と。...

Barista KUME卒業インタビュー【後編】

こんにちは! 今月でkurasuを卒業することになったBarista KUMEの新たな門出をお祝いしたい!という想いで、インタビューをさせていただきました。 今回の後編では引き続きKurasuスタッフからの質問にたくさん答えて頂きました! では、美味しいコーヒー片手にお楽しみください。 ============================================= ・休日はコーヒー屋さんに行ったりしますか?カフェイン抜いているからあまり行かないのかな。 Kume:たまーに行きます。あ、スターバックスには結構行きますよ。一番シンプルなコーヒーフラペチーノを無脂肪乳に変更してよく飲んでます。飲んだ後しんどくないのでおすすめですよ。スタバは、空間がすごく好きです。休日には時々、誰でもない誰かになりたい、と思うんです。ここ来たら自分って認識してくれて、店員さんとお喋りできるお店ももちろん良いけど、自分が誰だか認識されていない状態、だからといって決して放って置かれているという訳じゃなく、さりげなくウェルカムされている気分になれる居心地の良さを、どこのスタバにいても感じるんです。皆に平等に、いつ行っても歓迎してくれる雰囲気の良さと、スタッフの方々の接客の質の高さは、本当に尊敬します。このウェルカム精神は自分もスタバ働いていた時に教わって、今でもそれが根本になっている気がしますね。もし将来子供が産まれたら、スタバで働きなさいっていうかもしれないです(笑) ・いつもおしゃれですね、一番好きな色は? Kume:皮の色?濃いキャメルっぽいような。あとは藍染の藍色。経年変化で徐々に味が出てくるような色が好きです。あ、これは色というか素材ですね。 自分自身も、歳をとって経年劣化するのではなくて、徐々に味が出るような人間でありたいですね。   ・コーヒーを淹れている時にテンションが上がるお気に入りの音楽は? Kume:Kurasuで流れてる曲ですね。僕が働いてる時にKurasuでかかってた音楽は、実は自分でSpotifyで作ったプレイリストなんです。3年前(Kurasuに入ったばかりの頃)から曲を追加し続けていて、今はもう220時間(!!)くらいのプレイリストになってるんです。僕のお店ではスピーカーにも拘ってるのでお楽しみに♪   ・何かルーティーンはありますか? Kume:ヘッドホンで爆音で音楽を聴きながら、人気のない夜の公園で踊る。 いわば月光浴(名付け親は関谷さん)ですね。 あとは山を走る。うずうずして来たら走る。それと、お風呂に入ったあと、冷たいシャワーを浴びて整う。(サウナに行かずとも整える!!)音楽聴きながら料理する。洗濯物する。 あ、ルーティーンっていうよりはこれ、全部好きなことですね。ちなみにこれらの全てが、いい仕事をする上でのコンディション調整に繋がっています。 ・バリスタを辞めたいと思ったことはありますか?久米さんの挫折エピソードが聞きたい! Kume:残念ながら久米さんの挫折エピソードはないです! バリスタやってて、一度も苦しいと思ったことがない。それって天職ですねって言われることがあるんですけど、そうゆう意味では本当に天職だと思います。 むしろ、毎日楽しくて仕方ないです。逆に、辞めたくないと思ったことは何回もあります。 例えば、日本はバリスタのお給料が他の国と比べてまだまだ少ないからとか、コロナの影響で仕事を続けることが出来なくなったらとか。そうゆう理由で、もしバリスタを辞めなきゃいけなくなったら、、と想像するだけで泣けてくる。 そのくらい辞めたいと思ったことはないです。   ・今だから聞ける!Kurasuを辞めたいと思ったことはありますか? Kume:うーん。他にもし良い条件のところがあれば辞めてたかもしれないですね。そこはシビアなんで。 あとは、仮にもし、Kurasuのコーヒー美味しくないな、と思う時があったら辞めていたかもしれないですね。 結局そうゆう理由で辞めたいと思ったことは一度も無かった。良原君の焙煎した豆は本当に美味しいし、仕事は楽しいし! 意見が衝突することもなかったですか? Kume:特になかったんじゃないですかね。そもそもkurasuは僕の店じゃないですから。人の舞台で衝突するなんてお門違いです。都合よく聞こえちゃうかもしれませんが、僕は凄腕の傭兵でありたいと思ってましたから。これまで色んなカフェで働いてきたからこそ、こういう考え方になったのかなと思います。良いサッカー選手は移籍先の戦術をすぐに理解してチームに溶け込むものです。その上で個性を出せれば尚良いですね。   ・最後に、卒業後について。お店の詳細を教えてください。 Kume:場所は、小川通り丸太町上がる 名前は、「common.」共通のって意味です。コーヒーもサロンも。で、コモン。奥さんが美容師、僕がバリスタなので。ですが、もちろんコーヒーだけ、サロンだけ、でも大丈夫ですよ。多分使わないですけど、奥さんが『コモンにカモン!』って言ってました。オープンはお盆明け、8月18日の予定。コーヒーはKurasuのコーヒーをメインに、時々他のロースターの豆も使う予定です。コーヒー以外のドリンクも、自分が美味しいと思うものをご用意させて頂きます。 「KUME BLEND」復活かもですね!! ・将来の目標や夢はありますか? Kume:一杯一杯のドリンクを、初心を忘れず丁寧に作っていくことが目標。地味ですがそれに尽きます。一杯入魂です。 夢は、それを少しでも長く続けたい。味のあるじいさんバリスタになりたいです。 詳細はまた、オープンした時に突撃インタビューしにお邪魔しますね! Kume:お待ちしています! ============================================= 終始楽しいインタビューの時間でした。 kurasuスタッフみんなから愛されるBarista KUMEの魅力とその訳を 少しでしたが知ることができました。 KUMEさんのいつでも誰にでも平等に優しくウェルカムな精神は...